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海洋調査事業で培った強力なサンプル収集技術に基づいて特異で多様な海洋生物資源を数多く収集し、抽出物ライブラリーを構築しています。
そして、それらを利用して石垣研究所、うるま研究所にて下記フローに沿って、創薬、化粧品、食品、化学、環境、エネルギー分野のシーズ探索を行っています。


海洋生物資源のサンプリングは、海洋調査会社(海洋プランニング株式会社)で培った海洋調査技術を活用して実施しています。
通常の浅海のサンプリングから100m以深のサンプリングまで、自社スタッフ、地元漁業従事者、海洋プランニングスタッフと共に実施しています。採集するマクロ生物は、分布量、分布域を詳細に記録しており、再度サンプリングが必要になった際にも迅速に対応することが可能です。
採集現場が近いことと、更に採集技術の優れていることが、弊社のアドバンテージです。
これらの利点を活かして、生物資源ライブラリーを構築すると共に、新鮮なリソースを連続的に有用物質探索に利用するシステムを構築いたしました。受託スクリーニングや共同研究において、弊社研究所で実施するスクリーニングには、この新鮮なリソースの連続的供給システムを活用しています。
また、ニーズに応じて陸上土壌や植物のサンプリングも実施します。
こちらも専門技術者により採集され、分布地情報、詳細な生物情報を記録しております。
採集にあたっては、コンプライアンス遵守を徹底しておりますので、安心してご利用いただけるリソースとなっております。
サンプリング風景
採集した海洋生物、海水、海底泥から微生物(放線菌、糸状菌、乳酸菌、酵母、細菌)及び微細藻類を分離しています。
微生物については、海綿など海洋生物における共生微生物分離にも注力しており、特殊な条件を設定した分離方法なども検討しています。
得られた微生物株、微細藻類株は遺伝子解析を行い、簡易同定を実施しています。また、海洋生物については形態及び遺伝子解析にて同定をしています。





海洋生物などマクロ生物については、抽出効率を高めるため採集後凍結乾燥を実施し、粉末化した後抽出工程に入ります。抽出には採集物の一部を用い、残りを凍結保存することにより、再現性などの確認やより多くの試料が必要になった場合は迅速に対応することができます。
微生物、微細藻類については、生産培養を行い、抽出物サンプルを作製しています。
得られたサンプルは、個別にバーコード管理を行い、冷凍保存を実施すると共に、スクリーニングに簡便に使用できるよう96ウェルプレートを作製しています。
オーピーバイオでは、セルベースアッセイ、抗菌・抗真菌、酵素系アッセイ、レポータージーンアッセイなど多種多様なアッセイ系を構築し、得られた生物資源を用いてスクリーニングを実施しています。また、お客様がお持ちのアッセイ系を導入してスクリーニングを実施できる環境を整えています。これによりお客様の要望に沿って柔軟に対応することが可能です。
アッセイでヒットした抽出物については、自社スタッフにて精製、化合物同定を行っています。
HPLC(分析用、分取用)、各種LC/MS、NMR(400MHz,600MHz)等、化合物の精製、同定に必要な機材が整っています。
NMRスペクトル解析の専門家も在籍しており、精製した化合物の構造決定も迅速に行うことができます。

ヒット化合物が大量に必要な場合、微生物の培養用に、10L、90Lスケールのジャーファーメンターを有しており、それらを用いて大量培養、それに続く精製を実施します。
また、微細藻類については100L規模での大量培養、精製にも対応いたします。
海洋生物等マクロ生物の場合、地元漁業従事者の協力を得て採集(環境に配慮した上で)を実施します。更に量が必要な場合は、養殖等の技術開発検討も行います。
