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オーピーバイオトピックス

2009/03/07

20090307.jpg5企業が成果報告

 【東京】バイオベンチャー企業研究開発支援事業の最後の成果発表会(県産業振興公社主催)が6日午後、東京・千代田区の都道府県会館で開かれた。 企業の報告や基調講演などを通し、今後の沖縄のバイオ産業振興の可能性について考えを深めた。事業の最終年度となる2006年度の採択を受けた5企業の代 表が、3年間の研究開発成果や今後の展望を発表した。
 「シー・アイ・バイオ」は砂糖が原材料だが、虫歯になりにくい機能を持つサイクルデキストラン(CI)を用いた混合抗う蝕性甘味食品の生産システム開発、「サウスプロダクト」は藻類培養技術や物質生産技術の開発、「ジェノラックBL」は乳酸菌を用いた経口ワクチンと免疫賦活化剤の開発について発表した。
 「ソムノクエスト」は睡眠調整作用を示す県産天然素材の特定と商品化、「オーピーバイオファクトリー」は県産海洋動植物や微生物を用いたライブラリーの構築と生理活性物質の探索について、説明した。
 基調講演ではCSKベンチャーキャピタルの飯野智取締役が「今後、発展していくためには、ベンチャー企業同士が力を合わせて世界に目を向け、世界に通用する産業を生み出すことが大切だ」と強調した。

琉球新報2009年3月7日より























2009/01/01

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亜熱帯にある沖縄の海にはサンゴ礁をはじめ多様な海洋生物が生息する。こうした海の恵みを新薬や機能性食品の開発に生かす「マリンバイオ産業創出プロジェクト」も始まった。
 
 沖縄本島や石垣島の沖合で、網やナイフを持ってダイバーが潜り、海綿やサンゴなどを引き揚げてくる。彼らは漁師ではない。06年に発足したばかりのベンチャー企業、オーピーバイオファクトリーの社員だ。沖縄の海洋生物や微生物から7,000種類もの成分を抽出し、医薬品メーカーなどに提供している。「海綿から抗がん活性が強い化合物が見つかるなど沖縄の海は宝の箱」(同社)という。
日本経済新聞2009年1月1日より











2008/11/07


20081107.jpg豊かな自然 バイオの宝箱

 10月30日朝、石垣島の沖合1km。小さな漁船から手に網やナイフを持ったダイバーが次々と海に飛び込んだ。お目当ては八重山諸島の海底に眠る海綿やホヤ、柔らかいサンゴなどの海洋生物。彼らは沖縄県浦添市に本社を置くオーピーバイオファクトリーの従業員だ。
 同社の事業は海洋生物の収集・分析。週に1~2回、沖縄本島や石垣島周辺の海に潜り、亜熱帯地域に生息する豊富な海洋生物を採取する。ここから微生物を 取って培養エキスを抽出、がんや生活習慣病などに効く物質を探す。これまで採取したエキスのサンプルはざっと7,000にのぼる。

薬や健康食品に

 エキスは20社以上の大手製薬会社や健康食品会社から引っ張りだこ。10月上旬には石垣島に専用研究所を開設。沖縄の海には未知の生物が数多く存在し、「有望な薬の素材が散らばる宝箱」(金本昭彦・取締役)という。
 沖縄は亜熱帯地域として独自の生物資源を持つ。この自然環境を生かすことができればバイオ産業の飛躍に弾みがつく。

成果の還元カギ

 国の沖縄振興計画でも沖縄の豊かな生物資源に着目し、バイオなど最先端技術を使った新産業育成を目標に掲げている。先端分野にターゲットを集中させた国と県の助成制度を追い風に、沖縄のバイオ企業は2006年時点で04年の3倍近い23社に増えた。
 
 課題もある。バイオ研究で有用な素材を掘り起こしても、それを県外の製薬会社などに売り渡すだけでは地域経済への波及効果は乏しい。一つの鍵となる可能性があるのが、3年前に沖縄に進出した遺伝子解析会社、ハプロファーマ(根本靖久社長)だ。うるま市にある拠点で遺伝子解析を手掛け、成果を基に個人の体質に合った健康支援サービス開発を目指す。
 琉球大学などと共同で地域の2,500人のDNAを採取し、糖尿病や肥満などの原因遺伝子を探索中。今後、科学的に裏付けられたデータを基に食生活の改善や運動方法など個人に合わせた「オーダーメイド」健康法を作成し、09年度にも医療機関などに発売する。
 将来はリゾートホテルと連携し、宿泊時に健康診断するサービスも視野に入れる。「バイオと観光を融合させた新たなビジネスモデルを構築したい」(根本社 長)。豊かな自然や労働力、研究インフラなど沖縄独自の資源を活用し、成果を地域に還元できるかどうか。それが沖縄がバイオを経済のエンジンに育てるため の突破口になる。

日本経済新聞2008年11月7日より

2007/09/12

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海洋生物は新薬の素材
 製薬業界では今、新薬の素材を海から見つける競争が激化している。その素材の採取と分析をするバイオ関連企業が沖縄にある。浦添市に本社を置くオーピーバイオファクトリー。昨年末から石垣島に拠点を構え、この春から本格的に採取を始めた。

 島周辺の海域から採るのは、採取が認められている柔らかいサンゴや海綿、海底砂の微生物や細菌など。エキスを抽出し生理活性物質を分析、データベース化している。最大の狙いは抗がん剤の素材発見だ。すでに国内5社の製薬会社や健康食品会社に素材を販売している。

 沖縄の海は生物の多様性に富んでいる。金本昭彦・取締役生物資源グループ長は「未知の素材が必ず眠っている。沖縄で商品化までこぎ着けたい」と期待する。

 これらバイオベンチャー企業を支援している沖縄県産業振興公社の原一広プログラムオフィサーは「沖縄でしかできない事業が芽生え、商品化しつつある。地域の活性化や人材育成につなげ、観光に並ぶ産業に育ってほしい」と話している。

日本経済新聞(2007年9月12日より)













2006/11/16

okinawa-times01.jpgバイオ3社に補助金産業公社「新産業開拓に期待」

産業公社は15日、本年度バイオベンチャー企業研究開発支援事業に県内3社の研究テーマを採択、総額約6100万円の補助金交付決定通知書を各企業へ手交した。

12件の応募の中から選ばれた。支援事業は2008年度までだが、新規採択は今回で終了し、04年度の事業開始以来16件の研究テーマを採択した。

県産業振興公社の當間勇専務は「採択テーマはいずれも沖縄の素材を活用した研究開発。新たな産業分野を開くと期待している。大学の研究ノウハウを活用するもので、ベンチャーの果たす役割は大きい」と激励した。

採択企業は設備費や人件費、材料費などの助成を受け、3年間で研究開発の成果を事業に結びつけるよう求められている。年度ごとに事業の予算確保に合わせて事業進度が審査される。

採択企業と研究テーマは次の通り。
■ オーピーバイオファクトリー  =「県産海洋動植物および微生物を用いたライブラリーの構築および生理活性物質の探索」
■ ソムノクエスト  =「誘眠調整作用を示す沖縄産天然素材の特定と商品化」
■ シーズ  =「クビレズタ(海ぶどう)の抽出成分による機能性食品製品開発」







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